11月も折り返し、秋というか冬の足音も聞こえてきそうな今日この頃。私のインドア志向にも一層磨きがかかっています。
自分のコレクションを効率よく管理するため、ゲーム目録を更新しているのですが、実物も効率よく管理しようということで、今日はファミコンカセットを整理してみたいと思います。
どうやって保管するか
レトロゲームファンのみならず、コレクターとして非常に頭を悩ませるのが、「何を大切にするか」ということです。ファミコンの場合、ソフトそのものはもちろん、「外箱」「内箱(プラスチックのトレー)」「説明書」「付属品」などをどうするかが迷うところ。全て揃った「完品」を目指すと、入手困難なものもあります。一方で「ソフトだけで構わないよ」とジャンク品を見境なく集めていくと、いざプレイするときに「あれ?」ということもしばしば。保管にしても、外箱はどんどん劣化していくので、できればそっとしまっておくのが良いとか、そうするとプレイするときが面倒、ならばソフトと箱は別々に、とか……キリがない!
私としては、「ゲームである以上、プレイできる」ということを求めました。Nintendo Onlineもいいけど、やっぱり自分のお気に入りのソフトはすぐに遊べるようにしておきたい。
- 取り出しやすい
- 何があるかわかる
- 在庫増にも耐えうる
この3つを大事に整備していきます。
器(うつわ)
早速「何に入れていくか」について考えていきます。ファミコンソフトも精密機械なので、「埃が入りにくい」は必須条件。ただ、どんなに堅牢な入れ物でも100%はありえないので(カメラレンズ用の防塵庫とかなら話は別ですが。費用対効果に見合わないのでやめます)、「お手入れが簡単」というのも大切。色々と迷いましたが、無印良品のケースに落ち着きました。
引き出し自体が非常に軽く、動きもスムーズです。基本的に閉めている時は埃が入りにくい。1列に16〜18個入ります。個数に合わせて仕切りを置けるのもうれしいです。
ラベルライター見参!
引き出しに収納できたところで、一つの問題が。「上からだと、何があるかわからない」ということです。当時のバンダイやコナミ、ナムコから出ていたソフトは上面に名前が書いてありました。それ以外となると、ゲーム系雑誌の付録でシールがついてきたくらいです(懐かしいね。カセットテープのラベルが付録の音楽雑誌、とかね。アラフォーがグッとくるやつ)。
ならば、自分で名前をつけてしまおう!
ファミコンソフト上部の幅は大体1cm(水平なところの幅。前面に向かって傾斜がかかるのでそこは除く)。そこで、0.8cmのラベルに対応していて、近所の量販店で消耗品が購入できるこれにしました。「コレクションするものにシールなんて‼︎」という向きもあるかもしれませんが、私としては、今持っているものを手放すことはなく、純粋に自分だけのためのものなのでいいんです。(川平慈英さん風。)
今回は「わかりやすさ重視」ですのでフォントなどの工夫は最小限にしましたが、飾り枠やイラストも豊富なので、ラベルライター選びに迷っている方はぜひおすすめしたいです。
1つ工夫をしたのが、「ソフトのリリース年月日を入れること」。こうすることでレトロゲーム信者として悦に入っているわけです。チャレンジャー発売から36年かぁ。そりゃ年取るわけだ。
終了。
必要なものの収集からラベル制作、整理まで1週間くらいで完成しました。
思っていた以上に、見栄えが良く満足しています。我が家のソフトの最古参は「ゴルフ」でした(一番新しいのは「ゼルダの伝説1」。1994年)。引き出しにはまだ空きがあるので、これからのコレクションにも弾みがつきそうです。
なお、スーパーファミコンのカセットは一回り大きく、なかなかいいものが見つかっていません。できれば同じようなプラスチックケースを、と思っているのですが…。
こちらが「お、ねだん以上。」となるかどうか。来週あたり試してみたいと思います。
では、今宵も素敵なゲームライフを。
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