40代のゲームな休日。

ファミコンもスーパーファミコンもプレステも。

レグルスのハド風土記11【胆振その1】

日本に数多く存在する「難読地名」。ここ北海道でも数々の難読地名があります。というのも、北海道の地名はアイヌ語を由来とするものが多く、意味というよりは音が近い漢字を当てていることも関係しているでしょう。今回の「胆振」も難読地名の一つ。たんぶり、ではなく「いぶり」と読みます。

ピン留めされているのが、室蘭市

札幌から車で2時間程度の室蘭市に振興局を置く、噴火湾に面した地域のことです。苫小牧市登別市洞爺湖町あたりが有名でしょうか。今回のハドフ巡りは、室蘭、登別の2箇所を訪問しました。

1.ホビーオフ室蘭店

スーパーや飲食店、衣料品店など複数の商業施設が集まった場所の一角にありました。しかし、遠かった。ちょっと出発が遅れたこともあるのですが、着いた頃にはもうお昼でした。札幌から車で1時間47分。札幌近郊に住む私もほぼ同じくらいかかりました。片道130kmです。東京都からだと箱根の峠はあっさり越えられる距離。富士山麓くらいまで行けてしまう。

さて、店内に入ると、まず目を引くのが仮面ライダーグッズでした。仮面ライダーエグゼイドの「バグルドライバー」が懐かしかったですね。その奥がトレーディングカード、さらに行くとゲームコーナーとなっています。

お目当てのレトロゲームはというと、かなり「強気」の価格設定でした。そこそこ数は充実していましたが、数百円台が少ない。泣く泣くここは見送りました。せっかく来たけどね。アプリでチェックインできたからよしとしよう。

2.ブックオフ+(プラス)登別店

北海道有数の温泉地。

「初めに言っておく。ここは超おすすめ!」仮面ライダーゼロノス風)

はい、来ました。ここが地域一番店です。近所に私が住んでいたなら「リピ確定」でございます。無骨なガルバリウムの外観とは裏腹に、店内の陳列はめちゃくちゃ整っています。そして、綺麗。ゲームもレトロから最新まで幅広く揃っていて、箱ピシもショーケースに取り揃えるなど、力が入っているのがよくわかります。うちから遠くなかったら、また来たかったなぁ(2回目)ロックマン6の裸カセットが2700円でしたが、迷ってやめました。多分近所にもある、はず。

購入品紹介

名人とハニーちゃんの声優さん、大好きでした。

1本目は、ハドソンの元祖(?)メディアミックス、「Bugってハニー」です。今考えると、ハドソンってすごく先見の明があったと思うのです。全国キャラバンとかアニメとゲームの融合とか、「今ではそれ普通だよな」っていうことを40年近く前にやっていたわけです。道民としては誇りに思います。アニメとタイアップしたこのゲーム、知る人ぞ知る「めちゃくちゃミックス」でしたね。冒険島のアクションを期待して買ってみたら、なぜかブロック崩しに挑まなくてはいけないという鬼仕様。今ではブックオフ価格の下から2番目、という設定でした。思い出価格としてはお値打ち品かと。

購入の決め手は何と言っても裏ラベルの美しさ。今まで何度も出会いましたが、ここまで綺麗なのはなかった。いい買い物でした。

もう一つは「ファミスタ’91」。顔がラベルで隠れていますが、このフォームはアラフォーお馴染みの「トルネード投法」ですね。野茂秀夫投手が日本球界を席巻した年でもありました。アメリカ大リーグが一段と身近に感じられた時期かもしれません。箱付き297円とは安い!と思って即購入。

惜しい!

完品か、と思いきや、何とまさかの「説なし」。ステッカー(未使用)、ハガキと保証書まであるのに……。ま、297円なら諦めもつきます。

  • 今回の購入数 2(FC:2
  • 合計金額 594円

なかなかリーズナブルに終わりましたね。何なら高速道路や昼食代の方が高くつきました。まあ、それもお店巡りの醍醐味かもしれません。

 それでは、今宵も素敵なゲームライフを。

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