40代のゲームな休日。

ファミコンもスーパーファミコンもプレステも。

「なにを おのぞみかしら?」【ドラゴンクエストⅢ】

最近、自分の中の「ドラクエ気運」が高まってきました。何年かに一度、無性にやりたくなるのですが、今回は拝読している高橋名人のブログの影響が大きいかと思います。

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はい、言わずと知れた「ドラクエ3」ですね。「そして、伝説へ…」という副題に恥じない数々の伝説を残したRPGの金字塔です。当時の私はというと、まだまだマリオが大好きな小学生だったので、今ひとつブームを覚えていません。ドラクエ狩りにあった」「謎のソフトと一緒に売りつけられた」「徹夜組が出た」「学校をサボって買いに行った小学生が補導された」というようなニュースを知ったのは後からで、当時はさぞかし面白かったのだろうと思います。

さて、今回は副題の通り、何を目当てにプレイしようかと悩みました。ドラクエ3といえば、やはりパーティー。最初にして最大の山場です。他にもたくさんやりたいゲームはあるから、レベル99にしてから転職してさらに極めるというこだわりプレイはやらないだろうな、ということで、今回は「サクッと遊べる」を目標にパーティーを作ろうと思います。

 

Case:1  勇者+僧侶+魔法使い+遊び人

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最初は良さげだったけど…。

結論から言います。「サクッとプレイしたい」なんて言ってる人が、だめです。欲張ったら。遊び人を入れるメリットは1つ。「さとりのしょ」が無くても、レベル20で賢者になれることです。この1点を目指さんがために、ピラミッドでマミーに囲まれてもにっこり微笑む彼らを許すのです。バハラタ東の洞窟で、幻術師にメダパニを喰らう前からメダパニ効果絶大な彼らを許すのです。遊び人を入れるだけで後半がグッとキツくなるにもかかわらず、さらにマジックユーザーしばりをかけてしまいました。メラが切れたら詰みます。非力すぎる。

 

Case:2  勇者+商人+僧侶+魔法使い

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地味。そして非力。

ならば、と小銭を稼げる商人を入れてみました。戦闘後にランダムで数ゴールド見つけられる能力を持っています。また、後半は火力不足になるので、「さとりのしょ」で賢者にすれば良し。装備品も限られているので、余ったお金は他に回せます。

……うーむ、非力だ。商人の装備が「こんぼう」程度ではスライムを単独で撃破できません。トルネコはもう少し強かったぞ!」と叱咤激励(悪態?)してみましたが、そりゃ次作だものね。お金をまわす、といってもアリアハンでは使い道が限られます。結局、このパーティーもメラ頼み。やはり王道の構成しか無いのか……?

 

Case:3  勇者+戦士+武闘家+遊び人

力(ちから)って、やっぱりいいものですね。こんぼうだけでボカスカ敵を殲滅できる戦士。攻撃力はそこそこだけど、まず先に動ける武闘家。相変わらず役立たずの遊び人。これだ。自分の求めていたものは、この構成でした。これで大魔王を倒すぞ!

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というわけで、いざないの洞窟を抜けてロマリアまで来ました。一気に装備品が広がるので、何に投資しようか迷ってしまいますね。

 

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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これぞ勧善懲悪【水戸黄門】

今や多様性を認める時代。50年続いている某特撮ヒーローなんかも、「敵には敵の『正義』がある!」という最近のシナリオに、妙に納得したりします。しかし、昭和のドラマでは「そりゃやっちゃだめでしょ!」という誰もがわかりやすい悪事をはたらく者がいたのです。そして、悪者は必ず懲らしめられる。これを「勧善懲悪モノ」なんて言ったりしました。特に時代劇にはそうしたシナリオが多く、子供心にスカッとしたものです。

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この印籠が目に入らぬか!

今日ご紹介するのは、そんな古き良き時代劇を再現した一作、水戸黄門です。ドラマでは実在した徳川光圀をモデルとした時代劇で、「諸国漫遊の旅の途中、身分を傘に悪事を働く代官や役人を懲らしめていく庶民のヒーロー」というのが毎回のパターンでした。もっとも、ご存知の通り徳川光圀が諸国を巡ったことはなく、シナリオ自体もフィクションです。しかし、TBS系列でキャストを交代しながら42年も放映されていたのですから、ドラマ自体は相当な人気がありました。(さらに、その後はBS-TBSでも放送されています。凄い。)

そんな人気絶頂のドラマですから、ファミコンソフトにしようとしたのもうなずけます。ただ、当時のメインユーザーである小学生にニーズがあったのか?それはわかりません。私は祖父母と同居しておりましたので、毎日のように何か時代劇を見る子供でした。当然、水戸黄門もストライクゾーンど真ん中。

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旅の初めは箱根から。お約束。

ゲームシステムは、今で言うとアクションアドベンチャーになるのでしょうか。ステージ(地域)を訪れた水戸黄門一行になり、助さん、格さんなどのキャラクターを動かしながら、悪事の手がかりをつかんでいきます。手がかりが満タンになったら黄門様のところへ行き、悪事を裁いてステージクリアとなります。

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1面(箱根)は格さん、八兵衛、弥七で挑みます。

SUNSOFTさんのゲームというと、「東海道五十三次」や「いっき」、「アトランチスの謎」など、ちょっと難しめのアクションという印象を受けますね。そこまでシビアではないものの、水戸黄門もアクションはややハード。子供の頃はもう少し反応できていたと思うのですが…。(老化?)感覚としてはコナミさんの「がんばれゴエモン」からジャンプを取った感じ。


あれ?それって激ムズなのでは…。


また、キャラの使い分けがよくできているなぁと思います。デフォルトで使え、攻撃や聞き込みができる助さん・格さん、攻撃とジャンプができて屋敷に忍び込める弥七・お銀、攻撃はできないが、町人に物をもらえたり的屋でお金を稼いだりできる八兵衛・又平とドラマの再現性も非常に高いです。(ちなみに、ドラマで又平が出てきたのは42年間でわずか1シーズン。演者はせんだみつおさんでした。懐かしい。)


では、おすすめポイントのまとめです。

  • 要所で挿入されるボイスパート
  • キャラを使い分けてクリアする楽しさ
  • 手がかりを探していく謎解き要素

ちなみに先日プレイしてみましたが、2面の大阪で早くも撃沈でした。一番の原因はマップが広いこと。マッピングをしながら、じっくり取り組みたいですね。バックアップがないので、レトロフリーク推奨です。

では、今宵も素敵なゲームライフを。


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今年こそは、と。【チャレンジャー】

世の中、「七日正月」と申しますが、その後に3連休が来てまだまだ正月気分の抜けない私。このままでは「十日正月」なので、そろそろ何か始めないと…ということで、今年度も細く長くブログを続けていく決心をした次第です。

 

というのも、Twitterかの高橋名人からフォローをいただきました!こんなに嬉しいことはございません!高橋名人といえば、我々昭和のファミコン小僧にとっては綺羅星の如きスターでありまして、それはそれは偉大な「神」なわけです。そりゃ、指でスイカも割れますって。(ネタ)

 

実は、そろそろブログを閉めようかと思っていたのです。Twitterは見る専門で、たまにこうしてブログを公開してはそちらにアップするということを続けていました。仕事時間もきついし、そろそろやめようか、と。ところが、今こうして(形だけでも)高橋名人との繋がりができました。これがSNSの強みですよね。一気に距離感が縮まるというか。「やっぱ続けるって大事だな」と思いました。これからも、レトロゲーム愛を吐き出していきます!

レトロよ、おまえが好きだぁ!

 

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そして、ハドソンの音楽も好きだぁ!

ということで、新年一発目の紹介は、ハドソン不朽の名作「チャレンジャー」です。新しい年になったら、何かに挑戦したくなりますよね。挑戦=チャレンジということで。

このゲームのおすすめポイントをまとめると、

  • 1985年当時としては画期的な、細かい難易度調整ができる
  • 国本剛章さんによる音楽
  • シーン(ステージ)によって視点が変わるアクション
  • パワーアップ、得点アップなどの隠し要素
  • 100画面分にも及ぶ、広大なマップ(シーン2)

5つ挙げてみましたが、ファミコン初期の作品にして、画期的とも言える仕組みがたくさんあるゲームでした。小学生の頃はもちろん、今もやりごたえ十分です。ファミコンがない方は3DSバーチャルコンソールでプレイできます。

まず国本さんのアレンジ(曲)が素晴らしい。原曲であるシューベルトの「軍隊行進曲」よりも、「ああ、チャレンジャーの曲でしょ」っていう人の方が多いのでは、と勝手に思っています。余談ですが、この頃は著作権の問題からかクラシックアレンジのゲーム音楽が大変多かった印象です。ファミコンに隠されたクラシックの名曲を探してみるのも、また一興ではないでしょうか。

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毎回ここで詰む。広い!

次にこのシーン(ステージ)2。とにかく広いのです。そして縦横無尽に歩き回れる。今も昔も、ここでよくゲームオーバーになります。ゼルダの伝説などは、自キャラが一回ダメージを受けたら一定時間無敵になりますが、それがない。相手に突進されたら、当たり放題でライフが削られていきます。あまり連射が効かないナイフを投げつつ、敵に囲まれないように自キャラの動きを止めない、というプレイが求められます。むしろそのドキドキ感がたまりません。万が一やられてゲームオーバーになったとしても、やり直そうと思える『サイズ感』も私にはぴったりです。

 

そこはほら、「チャレンジャー」ですから。何度でも、ね。

 

オチがついた(ついてない)ところで、今回はここまで。昨年に比べて短めですが、今年はこのくらいのスケールで続けていこうと思います。

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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英傑は華と散る【PS版三國志Ⅳ】

年末が近づくにつれ、徐々に「奴」も近づきます。

 

大掃除。

 

できれば、目を向けたくない…。基本めんどくさがりな私は、毎年意を決してこの一大イベントに参加するのですが、決心するまでが大変。といって、毎日コツコツやる派でもなければ、計画的に少しずつやる派でもないので、結局悩んだ時間だけが積み重なってしまうという、もったいない年末のひと時を過ごすことになるのです。今も、「年賀状」という現実に目を背けてブログを書いています。だめだこりゃ。

 

さて、大掃除で(そんな瞬間が来ないことを祈っていますが)コレクションしている諸々を整理しなければならないとしたら、「これだけは残してくれ!」というのが三國志です。関連雑誌(ビジュアル百科、とか、「三国志最強はだれだ?」みたいなムック)が数冊、吉川英治氏、北方謙三氏の小説版『三国志』ともに全巻、横山光輝氏の漫画『三国志』文庫版全巻、荒川弘氏漫画によるアンソロジー三国志魂』上下巻…。私の半生を彩ってくれたのは間違いありません。そして、ゲームでは先日紹介した「三國志Ⅳ」。

 

algieba84.hatenablog.jp

 

スーパーファミコンカセットを持っていながらWiiUバーチャルコンソールでもダウンロードするという溺愛っぷり。ちなみに我が家のスーパーファミコンは依然として元気。プレイできるにも関わらず、そのままの移植ソフトを買ってしまうという…。

 

そんなわけで、今回は「容量は増えたけど、あとはどこが変わった!?」という移植だったPS版三國志Ⅳについて紹介したいと思います。今回は趣味全開です。一部、三國志を知らない方には不親切な表現もあるかもしれませんので、御了承いただければと思います。

 

 

実写映像の演出

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七星壇の祈祷。赤壁の戦いより。

まずはオープニングから。パッケージにもある通り、「軍師推し」なのが三國志Ⅳの特徴です。(今までなら関羽陳宮も軍師になれたのに。彼らの怒りは「マスターブック」参照。)三國志演技の中でも、軍師が大活躍したシーンの一つ「赤壁の戦い」がドラマで再現されています。ファンは見入っちゃいますね。

ま、フィクションなんですけど。

 

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人事登用の画面。必ずしも成功するわけではない。

続いて、戦略フェイズの画面。戦争や人事登用、外交といったコマンドを実行すると、小窓で実写ドラマが流れます。

「デュデュデュデュ、デュデュデュデュン♪」

という独特の重たいSEと共に。

 

……この効果音、必要かなぁ。個人的に「ⅣはBGMも最高!」と思っているだけに、このSEはもったいない。取ってつけた感が否めません。もっと軽快なメロディーだったら、演出の印象も違っていたんじゃないかと思います。うーむ、鶏肋鶏肋…。

 

CGの進化

スーパーファミコンでは出せなかったCG演出も随所に見られます。

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中国といえば、龍。…なのか?

オープニングの実写演出が終わったあと、中国大陸を駆け巡る龍が現れます。この立体感はPSならでは。

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プレイヤーセレクト画面。ここにも、背景に龍が描かれています。龍推しですな。移植、ということですからまぁいいんですけどね。ここの龍を削って、たとえばモブキャラの顔デザインを増やす、みたいなことはできなかったのかなぁ?とか思っちゃったりします。劉賢と鄧賢、見分けがつかん。

 

表示方法の見直し

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コマンド「地図」で見られる画面。

スーパーファミコンだとクォータービューっぽくなっていて、一画面に2〜3都市分しか表示されなかったのですが、広い中国の大地を表すにはいい演出でした。今作では、ほぼ上から、州単位で見渡せるようになっています。また、都市の規模や関の有無などもはっきりわかりますね。(本作では内容に関係ありませんが)山や平地、森といった地形もくっきり見えるのは、地理好きとしてはたまりません。

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コマンド「情報」の「武将」画面。

武将の特殊能力も、色付きではっきり見えます。というか、背景が白黒になった分だけ目立ったというところでしょうか。文字などは少し小さい印象です。

 

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戦争の画面。

戦争中の画面では、天候と風向き、風の強さの表示が変わりました。スーパーファミコン版では記号とイラストのみでしたが、今回は文字で書かれています。わかりやすい。

 

SE、BGM、グラフィックの強化

実写演出でも触れましたが、基本、サンプリング音だったスーパーファミコンとは違い、PS版はかなりクリアな音でBGMが流れていきます。

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馬が赤くない、とツッコんではいけない。

一騎討ちでは、武将が武器をクルクル回したあとに、

 

「でやぁぁぁぁっ!」

 

と叫んでくれます。

 

…みんな同じ声ですが。

 

他にも、武将の動きが滑らかになったり、草原がゆらゆら風に揺れていたりと、細かいところで演出が強化されています。

 

で、結局どうなのか。

結論からいうと、どっちもありです(そりゃそうだ)。買ってしばらくは、PS版の演出に「すごいなぁ。」と思いながらプレイしていましたが、ある時、「これ、要るかな」と思う瞬間が訪れるのです。孫策甘寧を引き抜こうとしている時も、実写画面にはまるで「それっぽくない人」が現れるので、かえって想像力を損なってしまうんですね。そんな時は、スーファミ版へ戻る。CG演出がない分、サクサクプレイできます。でも、ある時にまた「あのクッキリ画面でプレイしたいなぁ」とか、「セーブが1つしかできないなぁ」と思う瞬間が来るわけです。そうなったらPS版へ。

私の三國志Ⅳ愛」はこれからも無限に続きそうです(続編ありかも)。

 

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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ハンカチを片手に。【FFⅣ】

ー1991年。

「カンチ!」

テケテテンッ♪ テーテーテーテー♪(←「ラブストーリーは突然に」のつもり)

見た人なら一度は心を奪われたであろうこのフレーズ。いわゆる月9の人気を不動のものにした「東京ラブストーリー」です。

「ぼくは死にません!あなたのことが、好きだから!」

東京ラブストーリーの後を受けたドラマ、「101回目のプロポーズ」。武田鉄矢さんとともに、教室には「SAY YES」旋風、チャゲアス旋風が吹き荒れていたあの頃。ゲーム業界でも後世に残る名作が誕生したのでした。

FINAL FANTASY

同年1月、既にエニックスは「ドラゴンクエストⅣ」をファミコンでリリースしていました。当時、私の周りではドラクエとFFでRPG人気をほぼ二分していたこともあり、FFの次回作にも期待が高まっていました。そして、7月。スクエアはファミコンではなく、前年度に発売された次世代ゲーム機スーパーファミコンで新作をリリースしたのです。最もシェアの大きいハードで出来る最終形を見せたドラクエと、次世代機で表現の質をあげてきたFF。現在は同じ会社のゲームになりましたが、2つの作品の決定的な差が生まれたのはこの頃かもしれませんね。前置きが長くなりましたが、そんな名作を今日は紹介していきます。(一部、序盤のネタバレも含みます。ご注意ください。)

 

 

暗黒騎士 セシル

物語は「飛空挺」から始まります。

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主人公は、飛空挺団「赤い翼」の隊長。

圧倒的な武力を要する大国「バロン」に生まれ、国王に暗黒剣の使い手として育てられたセシル。彼は国のため、国王の恩に報いるため、飛空挺団の隊長として「クリスタルの奪取」と言う任務を遂行します。しかし、向かった先は無抵抗の魔道士ばかり。部下からも次第に不満が吹き上がるようになるのです。

「いいか みんな! クリスタルは わが バロンこくの はんえいのため どうしても ひつようだ。」(セシル)

部下を説得しつつ、王の最近の心変わりに一抹の不安を覚えるセシル。命令と良心の狭間で揺れます。開始数分で、もはやフラグが立ちまくりの熱い展開ですね。

 

ローザ、その愛

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王に意見するも、職を奪われるセシル。

疑念を王にぶつけるセシルでしたが、あえなく玉砕。飛空挺団の任を解かれ、代わりに辺境の洞窟の幻術討伐の命を受けます。出立は翌日。実質的な左遷扱いですね。正しいことが通らず、信じていた王にも見放されたと感じてしまうセシル。失意のまま部屋へ戻る途中、同じく幼い頃から白魔道士として育てられたローザと言葉を交わします。

「後であなたの部屋へ行くわ…。」

 

いいなぁ!セシル!(嫉妬)

 

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失意のセシルを、ローザは鼓舞します。

励ますために部屋を訪れたローザでしたが、セシルの心の傷は思ったより深いのです。心配をしていることを精一杯伝え、ローザは部屋を出ていきます。

ぼくは あんこくきし。 しろまどうしの きみとは…。(セシル)

どうやら白魔道士と暗黒騎士は反属性の様子。2人はこの先どうなっていくのでしょう。当時の私は、トレンディードラマの展開よりもこっちが気になって仕方ありませんでした。

 

カインとの旅立ち

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竜騎士カイン。頼れる親友ですが…。

話は前後しますが、王とのやり取りでセシルを擁護してくれたのが、彼と同じように幼い頃からバロンで竜騎士として育てられた親友、カインでした。彼もまた、セシルの肩を持ったということで左遷されてしまいます。

 

  • 心変わりをしたとされるバロン王のクリスタル強奪の意図とは?
  • 幻獣討伐の真の目的とは?
  • セシルとローザの恋の行方は?

 

と数々のフラグを立て、ここにFF4の話がスタートするのです。

 

「最新」ハードの魅力満載

1990年に発売されたスーパーファミコンは、「スーパー」を冠した通り、ファミコンとは比べ物にならない性能が満載でした。過去ブログでもその辺は少し触れましたが、私は、グラフィックと音楽に魅了された子の一人でした。

algieba84.hatenablog.jp

もちろん、グラフィックや音でいえば、先行していたPCエンジンに一日の長があったことは間違いありません。定価も発売当時はほぼ同じだったのですが…。既存のファミコン派がどちらに乗ったかも大きいかと思います。私の周りは8:2くらいの割合でスーファミ派でした。上の兄弟がいた友達はPCエンジン率が高かったですね。

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顔のグラフィックに驚いた人もいたのでは。

FF4は従来の面白さに加え、ファミコンよりも1ランク上の音と画質を引っさげてやってきたのです。FFといえば、まるで小説を読んでいるかのような「シナリオ展開の面白さ」には定評がありました。今やるとすれば、当時を懐かしみながら、ぜひストーリーにじっくり浸って欲しいと思います。

 

泣くよ。

 

私は泣きました。どのシーンかはやってみてのお楽しみです。

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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スーパーファミコンカセットを整理してみた。

今年も残り30日を切りました。年末になるたびに大掃除に憂鬱になるかたもいるのではないでしょうか。「日々コツコツとやっておけばなぁ」と思うこともまた、年末の恒例行事。ということで、今回は整理整頓プログラムの2つ目、スーパーファミコンカセットを収納していきたいと思います。

ちなみに、ファミコンバージョンはこちら↓

algieba84.hatenablog.jp

 

「お、ねだん以上。」降臨。

ファミコン整理のブログで触れた、ニトリの引き出しを買ってみました。

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並べるとこんな感じ。

幅29.9×奥行き24×高さ15cm。木目の感じが出ていますが、素材は「ペーパー」と記載されています。紙です。しかし、それほど心許ない感じはありません。「ベニヤ(板)だよ。」と言われたら「そうなんだ。」と思ってしまうくらいの丈夫さがありますね。また、ペーパー素材ということで非常に軽いです。後から触れますが、この軽さを良しとするかどうかで、評価も変わってくるのかと思います。幅は29.9cmとなっていますが、これはあくまで外側の数値。大事な引き出しのサイズ感は次の項で。

 

収納。

次に、どのように入るか試してみたいと思います。

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幅もぴったり。

スーパーファミコンカセットが11個、ほぼぴったり収まりました。購入時に店員さんにお願いして、幅がぴったりかどうか試した甲斐があったというもの。某100円ショップや他の日用品店も巡りましたが、このぴったり感に勝るものは見当たりませんでした。ただ、あまりにもかっちり収まりすぎるので、取り出しやすさを気にする方は、

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1個出してみました。

あえて1つ少なくしてみるのも手です。もっとも、スーパーファミコンのカセットは左右が曲面になっているので、ぎっしりの状態でもそこまで出しにくくはありませんでした。

 

ラベル作り

ファミコンの回でも行っていたラベル貼りを、今回もやっていこうと思います。

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両隅が若干気になりますが…

サイズは、なんとファミコンと同じ9mm×80mmがジャスト。というのも、スーパーファミコンのカセットは上部に「ツメ」と「溝」が付いていて、これを避けるように貼ったからです。なお、カセットの全面がカーブしていることから、わずかにシールの下側(角)がはみ出しているような気もします。このはみ出しが気になる方は、もう数ミリ短くてもいいかと思います。(余談ですが、スーパーファミコンのカセットは変色しているものが多いですよね。いわゆる「レトロブライト」もいつか試してみようと思っています。)

 

まとめ(長所と短所)

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ラベルは完成していませんが、とりあえず。

長所

  • 収納した時のサイズ感がぴったり
  • 軽く、持ち運びやすい
  • 比較的安価で、増やせる
  • 引き出しを90度回転させれば、縦置きも可

短所

  • 本体が軽すぎて、引き出しと一緒に動くことがある
  • 仕切り板がついていない
  • 中身が見えにくい

短所については、完全に前回の無印良品の引き出しとの比較になってしまいますが、(それだけ優秀でした。)仕切り板がないのは少し残念でした。引き出しは前後に動かすものなので、上のように1つカセットを減らすとどうしてもカセット同士がぶつかります。そこで必要なのが仕切り板なのですが、付属していません。100円ショップなどで売っているブックエンド等で代用は可能でしょう。また、コレクターとしては「どのように、何が入っているか」というのを見せる収納をしたい!という方もいるかもしれませんので、その場合もこの商品は向いていません。スケルトンのモデルがない(そもそも紙素材ですので、透けません)。

しかしながら、引き出しの幅がカセットぴったりなことは、欠点を補ってあまりある長所です。収納に困っている方がいたら、ぜひオススメしたいです。(万が一、気に入らなかったという場合も、この引き出しなら他の用途で十分使えますよ。)

 

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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転生したらエルフだった件。【ファザナドゥ】

いわゆる「転生もの」が漫画界を席巻している今日この頃。浮世の辛さに疲れた体には染み渡りますよね。「ああ、あの時こうすればよかった」なんて、これまでの人生で何度感じたことか。

漫画だけでなく、ゲームの世界観には(明確に人物が描かれているものもありますが)、主人公を「自分の分身」とするものも数多くあります。言ってみれば、これも1つの「転生」かと思うのです。今回はそんな中からこちら。

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1987年11月、ハドソンからリリース

ファザナドゥです。大変恐縮ですが、筆者はこのゲームの前身らしい「ザナドゥ」を知りません。ザナドゥというゲームがあることも最近知りました。)ですので、不勉強を承知で、本ブログでは私がファザナドゥをプレイした感想のみをお送りしたいと思います。

 

 

気が付いたら、僕は旅人だった。

多くのRPGよろしく、このファザナドゥも名前を入力するところから始まります。私の本名はひらがなにすると4文字で濁点が入るのですが、これがファミコンRPG界の鬼門。

そう、「濁点」は一文字か否か問題です。(そうでもないか?)

当時のロム容量はせいぜい数メガバイト。「音楽とグラフィックでメモリを奪い合っていた」という話も聞かれるほどですから、制作の方々は、本当に限られたなかで「いかに楽しいゲームを作るか」に鎬を削っていたのだろうと推察されます。同じ年に出た有名な某龍退治RPGの2作目は、パスワード入力画面には「濁音」があるのに、名前入力にはありません。濁点は1文字でカウントされてしまうのです。子供の頃、本名を入れられなかった苦い記憶が蘇ります。ウルトラマンのように、太郎ならよかったと何度思ったことか。(すみません、少し盛りました)

ファザナドゥはどうかというと、濁音はありませんがカーソルを戻せばひらがなに濁点を付け足せる仕様になっておりました。やった。34年の時を経て、本名で旅立ちます!

…いや、違った。旅から帰ったんだった。

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哀愁漂う背中。今帰ったよ(転生)

 

で、いきなり救世主(転生あるある)

城門らしきものの前からゲームスタート。というのも、ソフトのみを中古で購入したので説明書を持っていないからです。今の時代、検索すればあっという間にわかりますが、そこはあえて発売当時の環境に身を置いてみようと思いました。

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Aはジャンプ、Bは攻撃はお約束。

どうやら、ここはある程度動ける画面らしいです。色々と操作した結果、Aボタンがジャンプ、Bボタンが攻撃(手を出す)ということがわかりました。扉みたいなものが見えるから、おそらく十字キーの上で入るのでしょう。この辺りは他のアクションゲームと似ていますね。

 

あ、アクションゲームなんだ!

 

いわゆるアクションRPGですね。

ハドソンといえば、PCエンジンから出ていた「ビックリマンワールド」を当時友達の家でやりまくった記憶があります。周りではその友達しか持っていなくて、とても面白かったのを覚えています。これは期待ができるぞ。

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そうです。私がみんなの希望です。

「身の証」である指輪を神父様にもらい、王様に謁見。まさに王道的展開です。2500ダカットという支度金をもらい、街で装備を整えます。王様、国が瀕死になりながらなんと気前のいいことか。某龍退治RPGでは50ゴールドしか(←自主規制)

…と思いましたが、そこはローレシアとは物価が違うのでした。なーんだ。

 

いきなりピンチ

やや前後しますが、王様に謁見する前、街にはドワーフ族(このゲームでいうモンスター)が侵入しているとの情報を得ます。なあに、そこはほら、転生あるあるですから。私がちょいとボタンを連打すればあっという間に……

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渾身の右ストレート。そういや、素手だ。

あ、当たらないだと!?

 

開始数分で出会う最初のモンスターに、まさかの完封負け。主人公は、何としゃがめなかったのです。もっとも、ここは城に行く手前の道なので、こちらは丸腰。アクションの練習のつもりで、さらっとかわしていけばよいということに気がつくまでに、さらに数分かかりました。せっかく転生したのに、いきなり死ぬところだった(2つ前の画像参照。Pのメーターがライフだと思われます)。後に、このサイズのモンスターにも有効な「魔法」という攻撃十字キーの上とBボタン)があることがわかります。いやぁ、自信満々に「俺に任せとけ」なんて、それこそ漫画の死亡フラグあるあるでした。危ない危ない。

 

最初の村へ

城下町でナイフ(ダガー)と魔法を購入し、魔法力を授けてもらいました(有料)。ようやくこちらの攻撃もそれっぽくなってきたので、ヒット&アウェイを駆使しながら敵を倒していきます。ビューは異なりますが、『ゼルダの伝説』と似たような感じの1画面ごとの移動です。1度画面上の敵を倒しても、スクロールすると復活する仕様。経験値もあるようで、行ったり来たりしながら稼いでいけるんですね。

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盾を購入。

最初の村には病院があり、250ダカットで体力と魔法力を全快にしてもらえます。しばらくはここを拠点とし、この先にあるという塔の攻略を目指します。

 

まとめ

1時間ちょっとのプレイでここまできましたが、結論から言うと、かなり楽しかったです。以下にそのポイントをまとめます。

  • エルフ、ドワーフ、城など王道の世界観
  • 音楽が良い(さすがハドソン)
  • 装備が増えると見た目に反映
  • 英語のみのメニューで異世界感up
  • バッテリーバックアップを気にしなくてよい

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大人になった今なら読める。

「後半はシビアなんだろうなぁ」と予想されますが、今のところ非常に快適なテンポです。ジャンプの慣性や、剣を出す動作から当たり判定が出るまでといったアクション面のクセも強くない。また、最後の「バックアップでない」という点は、個人的に大事にしています。私が住む地域では「バックアップ電池交換済み」という親切な中古店がないため、バックアップ機能がついているカセットは「これ、電池が切れていたらどうしよう」と不安になってしまうからです。

30数年たった今やるからこそ、パスワード。

画面をスマホでカシャっ。

…便利。

この時期のゲームとしては、グラフィックも非常にきれいだと思います。皆さんも、機会があればぜひプレイしてみてください。

では、今宵も素敵なゲームライフを。

バナーの画像は、フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)さんからです。photo by すしぱく