こっちが本業?【レッキングクルー】
2月12日(土)。
そう、今日が土曜日なんですね。久しぶりの連休だったのですっかり勘違いしていました。通常、土曜日にブログを上げる習慣にしているのですが、間違って昨日上げてしまった。何とも収まりが悪いので、あわててキーを叩いています。
週末は都心にも雪が降ったそうですね。テレビで拝見する限り、雪かきの必要はなさそうですが、北国育ちとしては「雪」は甘くみない方がいいです。関東で降る雪は、水分が多いような気がします。少しの量でも凍ってしまいますから、歩く時は冬用の靴をお勧めします。
私の方はというと、高くなった雪壁を何とか切り崩して他へ移すという、気の遠くなるような作業をしてきました。壁を壊す、このソフトのBGMを頭に浮かべながら。
1985年発売、「レッキングクルー」です。ポップなBGMとは裏腹に、中身は重厚です。ハドソンの「ロードランナー」もそうですが、よくぞこの容量でここまでの奥深さを出せたなぁと、素人ながら感心してしまうのでした。
ゲームのルールはシンプルで、マリオを動かしつつ、持っているハンマーで壁や梯子などの壊せるものを全て壊せばステージクリアです。ただしマリオはジャンプできず、敵に触れると即ミスになります。
上下の移動が梯子のみですので、上の階に壊すものが残っているのに梯子がなくなってしまうと詰んでしまいます。また、ステージが進んでいくとお邪魔キャラの「ブルート」が画面奥に登場し、マリオを狙って壁などを破壊してきます。一定の時間が経過すると端からファイヤーボールも飛んできます。画面左右のつながりを駆使しながら、これらの妨害を避けつつ、「全解体」を目指すのです。
個人的な感想ですが、ステージ8くらいまではスムーズに進められ、9以降はちょっとレベルが上がったように思いました。ポーズをかけて画面全体を見ることができたり、アイスクライマーのようにステージセレクトが実装されていたりするので、何度も挑戦できるところがいいですね。(マリオの本職は「解体業」ではないかと思っているのも個人の感想です。似合いすぎる。)
なお、ファミコン版にはステージエディットまで備えているのですが、セーブするには「ファミリーベーシック」と「専用テープレコーダー」が必要です。ベーシックはともかく、テープレコーダーを持っている方が、今どのくらいいるのだろう?
リアルなアクションに飽きたら、こんなじっくりパズルアクションもいいかもしれませんね。
では、今宵も素敵なゲームライフを。
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