最近、自分の中の「ドラクエ気運」が高まってきました。何年かに一度、無性にやりたくなるのですが、今回は拝読している高橋名人のブログの影響が大きいかと思います。
はい、言わずと知れた「ドラクエ3」ですね。「そして、伝説へ…」という副題に恥じない数々の伝説を残したRPGの金字塔です。当時の私はというと、まだまだマリオが大好きな小学生だったので、今ひとつブームを覚えていません。「ドラクエ狩りにあった」「謎のソフトと一緒に売りつけられた」「徹夜組が出た」「学校をサボって買いに行った小学生が補導された」というようなニュースを知ったのは後からで、当時はさぞかし面白かったのだろうと思います。
さて、今回は副題の通り、何を目当てにプレイしようかと悩みました。ドラクエ3といえば、やはりパーティー。最初にして最大の山場です。他にもたくさんやりたいゲームはあるから、レベル99にしてから転職してさらに極めるというこだわりプレイはやらないだろうな、ということで、今回は「サクッと遊べる」を目標にパーティーを作ろうと思います。
Case:1 勇者+僧侶+魔法使い+遊び人
結論から言います。「サクッとプレイしたい」なんて言ってる人が、だめです。欲張ったら。遊び人を入れるメリットは1つ。「さとりのしょ」が無くても、レベル20で賢者になれることです。この1点を目指さんがために、ピラミッドでマミーに囲まれてもにっこり微笑む彼らを許すのです。バハラタ東の洞窟で、幻術師にメダパニを喰らう前からメダパニ効果絶大な彼らを許すのです。遊び人を入れるだけで後半がグッとキツくなるにもかかわらず、さらにマジックユーザーしばりをかけてしまいました。メラが切れたら詰みます。非力すぎる。
Case:2 勇者+商人+僧侶+魔法使い
ならば、と小銭を稼げる商人を入れてみました。戦闘後にランダムで数ゴールド見つけられる能力を持っています。また、後半は火力不足になるので、「さとりのしょ」で賢者にすれば良し。装備品も限られているので、余ったお金は他に回せます。
……うーむ、非力だ。商人の装備が「こんぼう」程度ではスライムを単独で撃破できません。「トルネコはもう少し強かったぞ!」と叱咤激励(悪態?)してみましたが、そりゃ次作だものね。お金をまわす、といってもアリアハンでは使い道が限られます。結局、このパーティーもメラ頼み。やはり王道の構成しか無いのか……?
Case:3 勇者+戦士+武闘家+遊び人
力(ちから)って、やっぱりいいものですね。こんぼうだけでボカスカ敵を殲滅できる戦士。攻撃力はそこそこだけど、まず先に動ける武闘家。相変わらず役立たずの遊び人。これだ。自分の求めていたものは、この構成でした。これで大魔王を倒すぞ!
というわけで、いざないの洞窟を抜けてロマリアまで来ました。一気に装備品が広がるので、何に投資しようか迷ってしまいますね。
では、今宵も素敵なゲームライフを。
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