40代のゲームな休日。

ファミコンもスーパーファミコンもプレステも。

過去の自分に勝て!【ロックマン3】

2022年も1カ月が過ぎました。年を重ねるごとに1日、1カ月、1年が早く感じるものですね。1日1日を大切に生きていきたいものです。

今回は特別な思い入れのある1本を紹介したいと思います。

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「最期」の後の「⁉︎」が意味深。

カプコンの名作、ロックマンシリーズから、ロックマンです。実は、私が初めて手にしたゲームソフトがこのロックマン3でした。ファミコンの発売が1983年。私はゲームに対してかなり厳しい家庭に育ったので、周りの友達が次々と買ってもらうのを羨ましく眺めている状況が続きました。曰く、ファミコンは目に悪いからダメだ」とか、「勉強をしなくなるからダメだ」とか、「外で遊ばなくなるからダメだ」とか。この遅さが、今の私を作ってしまったと思うんですよね。

40過ぎてもまだファミコンが好きという。

もう少し早めにもらっていたら、早めに「飽き」がきてやめていたかもしれません。また、外で遊ばなくなる、というのは全く的外れで、ゲームが無くても遊びはインドア派でした。まあ、今思えば「未知のものを触らせて、我が子に悪影響があっては困る」という親心だったのでしょう。自分が親となった今ならわかります。

余談ですが、成長期の子供の視力低下に関しては、頭骨の発達と共に水晶体のピントが合わなくなることもあるらしいので、ゲームやスマホだけが原因ではないということがわかっています。かがくのちからってすげー。

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敵キャラ応募も熱かったですね。

ロックマンといえば、「初見殺し」といわんばかりの難しいステージに挑みながら、ボスキャラの能力を獲得していくゲームとして有名ですが、「3」は前半の集大成とも取れるタイトルでした。初代で宿敵「Dr.ワイリー」が登場、そのエンディングテーマ曲を受ける形で2のオープニング曲があり、3では「ワイリーの最期!?」と副題がついています。次作の4では「新たなる野望」という副題ですから、「ワイリー博士との争いを描いたシナリオは、ここで一度区切るよ」という意図かな、と個人的には推測しています。

また、8体のボスを攻略した後の展開がかなり長いことから見ても、「ここでできることは全てやってやるぞ!」という感じを受けるのです。(どんな内容かはネタバレになりますので割愛します。)

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目をつぶってる場合かー!

作品ごとに新要素が加わるロックマンですが、3の新要素は「スライディング」とサポートメカ「ラッシュ」でした。これによってアクションの幅がさらに広がりました。ラッシュの機能の1つである「ラッシュジェット」はかなり使い勝手が良く、トゲや穴といった即死トラップが苦手な私はかなり助けられたのを覚えています。

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8体の中でも屈指の難敵、シャドウマン。

さて、話は32年前。念願かなってファミコンロックマン3を買ってもらったはいいのですが、とにかく難しい。そりゃそうです。スーパーマリオすら持っていなかった少年が、初めてプレイするアクションゲームとしてはハードルが高すぎる。そこで、小学生の私が考えたのは「裏技」プレイでした。かなり有名な技なので、どんなものかは攻略サイト等に譲りますが、これをもってようやくクリアできたのでした。当時は嬉しかった。

時は流れて32年後の私。裏技を知ってはいるものの、「それをやっちゃあおしまいよ」というわけでガチプレイを始めてみました。タップマン、マグネットマン、ハードマンと順調にクリアできましたが、まあ難しいですね。上の画像にもあるように、このシャドウマンがやたら難しい。ステージ自体はそうでも無いのですが、ボスに対して苦手武器が当たらん。

ただ、難しいからこそ挑戦したくなるわけで、これからもコツコツとやってみようと思います。

では、今宵も素敵なゲームライフを。

 

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